東京オリンピックまでに通訳案内士&英検1級

先の見えない中高年主婦が、モチベーション維持のために始めてみました

英検1級結果

英検の結果を振り返ります。

英検準1級は2015年に一発合格、通訳案内士は2016年に1次合格、翌年2次合格でした。

その後なんの試験も受けず、昨年コロナでどうなるかわからない中、1級初受検。

筆記試験は、なんとかクリア。

問題用紙を開いて、まず最初にエッセイトピックを確認。いける、これなら書けると確信、3つの理由を日本語でメモしてから、PART1に着手。熟語は捨てて単語だけは頑張ったつもりだったけど20点届かず。

PART3の長文読解はやはり難しいです。最後の長文はフォークランド紛争の話。政治・戦争関係苦手だわ。4問中1問しか正解していない!見直しで直したのが1点もったいなかったけれど、きっちり理解できたわけではないのでしかたない。

エッセイは、かつてない速度で書けて感動。それでも、20分以上かかった。

余った時間でリスニングの先読み、メモはなんとかできたけれど、すでにこの時疲労感が。

リスニングが始まると、なんとなく聞こえにくい。家ではクリアな音で聞いていたので、試験会場のくぐもった感じは一生懸命聞かないと入ってこない、とても疲れる。PART1で思ったより聞けてない、できない、やばいと焦りの感情がさらにプラスされ、PART2の前半死亡。後半から、このままではいけないとなんとか持ち直したけれど、やはり中高年での受検は体力、目、耳をいかにベターな状態に保つかということが大事と思い知らされた。

 

PART1 18/25

PART2 6/6 

PART3 7/10

Writing 内容 6/8 構成 7/8 語彙 7/8 文法 7/8

 

2次試験当日。なんか頭痛。場所を勘違いし、焦ってスマホのナビに頼り、走る。自信がないから早めには行きたくないと思っていたのが裏目に出た。スマホはこの辺だと言っているが、ややこしいところで全然わからない!その辺にいた警備員のおっちゃんに聞いて、再び走る。受付に到着した時には締め切りまであと5分を切っていた。

 

体を動かしたおかげか、頭痛は消えていたが、妙なハイテンションになっていたような気もする。かなり待ったような気がする。今更焦っても仕方ないと思いつつ、本やらノートやらを見てはいたが、落ち着かず、内容は頭に入らない。植田イッチーの面接大特訓を見ている人が多かったように思う。

 

自分の番になって入室。面接官は女性2人。日本人の方もきれいな発音だ。カードを見て愕然とした。書かれてある英語が頭に入らない。環境と女性問題にヤマを張っていたのだが、かすりもせず。かろうじていけるかもと思った文化のトピックを選んだが、1分間で構成を考えることもできず、スピーチ開始。最後まで話はしたが、ちょっとかする感じの具体例を話し始めたらそればっかりで終わってしまった。。。結局何がいいたいの?。。。って自分でもわからない!

 

Q&Aに入って、自分のスピーチのひどさ、特に、聞かれていることと自分の話がずれていたことに気が付いて頭が真っ白に。。。質問されたことが頭に入らず、「わかりません、何も思いつきません」と言ってしまった。ここでなんとか食い下がっていれば、挽回できたのかもしれないが、言ってしまったものは仕方がない。

その後はなんとかわかる範囲で受け答えし、とりあえず終わってほっとしたけれど、不合格は確信できた。

 

ネット閲覧で不合格を確認、案外惜しかった。スピーチがいかにひどかったかということになるかと思うけれど、3点とは。。。

 

f:id:anko-dainagon:20210107085220j:plain

 

2回目受検までに時間があったにもかかわらず、1回目が思ったより良かったことで逆にやる気がいまいち出ない状態が続く。特に発音が8点だったのは実は結構うれしいことで、じゃぁ、スピーチ対策だけすればいいよね。筆記のエッセイ対策が使えるはずだから、なんとかなるでしょ・・・みたいな気分になっていた。

やる気がもう一つでないまま、いろんな方のサイトを拝見して、こうすれば大丈夫みたいなものを楽して得ようとする自分。

面接大特訓を読んだり、CD聞いたり(聞きながら寝てしまったり)、他の方のエッセイを読んでみたりもしたけれど、なかなか光が見えてこない。まずは、トピック5つを見たときに頭が拒否反応を起こさないように、トピックの英文に慣れるところからスタート。1分でトピックを選んで2分でスピーチする・・・というのを実際にやってみたこともなかった。やらなくちゃとおもうのだが、苦手でやりたくないことは、わりとぎりぎりまでできない体質。

とりあえず、面接大特訓に目を通し、半分くらいの分野については音読・CDシャドウィングをするけれど、それで暗記できるような年齢ではないです。

自分が思っていることでないと、すっと口には出てこない。毎日いろいろなトピックについてネットで検索し、理由2つの意見を再び英作文する日々。英語よりも日本語見てるほうが長い。ちょうど1か月前から1か月だけDMM英会話。今回はDaily News から一歩進んで、ディスカッションもやりました。本当は自作のスピーチを披露してチェックしてもらったり、本番さながらのスピーチ練習をすべきなんだけど、恥ずかしくてできない。やっと最後の日に、お気に入りの先生に、フリートークでいくつかスピーチをさせてもらいました。いくつかアドバイスをいただき、励まされて1か月を終了。

 

2回目の2次試験当日。今回は前回の失敗をふまえて、ちょっと早めに出かけ、そこそこの順番で面接。さすがに前回よりは余裕があった。面接官は男性2人。外国人の方はあまり話さず、日本人のおじさんが主に話していた。発音は前回の女性の方より美しくなかった。

トピックカードを見て、これいける!理由2つもばっちり(自分的には)。2分で理由2つ目まで言うことができた。結論言ってと言われたので、定番の表現で終了。

Q&Aも問題なし。前回は、マスクだからゆっくり大き目な声で話すをテーマとしていたが、今回は気持ちが乗っていたので、結構私にしては早口でしゃべっていたような気がする。後から思い返すと、「なんでこう言わなかったんだろう、もっと言えたのに」という後悔もでてきたけれど、その場ではやり切った満足感しかなかった。たいしたことはないけれど、実力はなんかしらないけど出せた。

ネット合否閲覧で確認。今回は落ち着いて見れました。

発音が8→6。早口だったのと、自分で自信がない表現を使うときに、日本語風に発音してしまうくせがあり、そのせいかなとも思うけれど、5点中の3点と4点はその時次第でどちらでもあり得るなぁとも思う。留学経験もないし、仕事で使うわけでも、ネイティブに習ってるわけでもないので。

結局トピック次第というのが一番大きいと実感。

 

f:id:anko-dainagon:20210107085518j:plain

 

たかがしれてるけど、とりあえず1級合格。でも、やはり話すのは苦手。こんなんで1級とは恥ずかしくて人に言えない。(言ってるけど)

ここまできたらやり続けるしかない。